第25回図書館を使った調べる学習コンクールで優秀賞、奨励賞を受賞しました。
2022.01.14
第25回図書館を使った調べる学習コンクール(全国)において、高校1年生の2名が優秀賞を、中学2年生1名が奨励賞を受賞しました。受賞者氏名とタイトルは以下の通りです。
□優秀賞・活字文化推進会議賞
高校1年生 野澤悟志 衰退する魚食文化の回復に向けて~持続可能な資源管理の観点から考える~
□優秀賞・読売新聞社賞
高校1年生 日鼻涼太 都市防災に於ける多文化共生の意義~多国籍街に求められる行政サービスの「平等性」~
□奨励賞
中学2年生 小菅孝太郎 なぜ学校は義務ではない校歌を制定するのか ~「学校」と「政府」の立場から昔の校歌を読む~
2021.11.7.新宿区立図書館を使った調べる学習コンクール授賞式にて
左から小菅君、野澤君、日鼻君
2021.11.7.新宿区立図書館を使った調べる学習コンクール授賞式にて
3名とも、それぞれが社会科総合学習で執筆したレポートや卒業論文をさらに深めた内容となっています。
野澤君は、日本における魚類の消費動向と海洋資源管理の方策を調査し、実際に小売店で魚類の消費に携わっている方への取材を行い、日本における魚食文化の展望をまとめました。
日鼻君は、行政サービスの平等生と、都市防災の充実の観点から、多国籍街における防災のあり方や避難所に求められる内容を通して、非常時における多文化共生について考察しました。
小菅君は、全国の学校に校歌が誕生した歴史的背景と、校歌制定の目的について考察しました。
この場を借りて、本校生徒の社会科レポート、卒業論文の取材のためにインタビューに応じていただいたみなさまに御礼申し上げます。今後とも、社会科総合学習でのレポート・論文執筆をきっかけに、生徒自身が社会的事象を探究していくことを期待しています。